画面読込時間が一定でない場合の画面遷移の実装

  実装テクニック

画面に表示するデータ量がアクセスのタイミングによって変動するなど、
画面読込時間が一定でない場合、タイムアウトの時間を一定にしていると

  • (データ量が少ないの場合)Waitの時間が長くて処理が遅くなる
  • (データ量が多い場合)Waitの時間が足りなくて例外になる

などの事象が起こりえます。
そのため、変動する画面読込の時間に合わせて正常に処理が進み、
かつ、パフォーマンスを下げない実装をするのがベストです。

今回はそのような実装の方法について解説します。

方法

リトライ処理を実装します。

  1. 画面の特定の要素が表示されるまでWait
  2. タイムアウトの場合、リトライ回数が上限(今回は10)に達しているかチェック
  3. (上限未達の場合)リトライカウントを+1
  4. Wait後、再度①から実行

の流れを実装することで、個別リトライを実現しています。

タイムアウトの秒数やリトライ上限回数は、オブジェクトのInitialiseページに
変数として置いておくと良いでしょう。
「プロセス内の他ページから隠蔽する」チェックを外すことを忘れずに。

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